「Open TG-GATEs 病理写真データベース」は160の化合物を用いて実施した動物試験で作製した肝臓および腎臓の病理標本の高解像度画像データベース(トキシコゲノミクスプロジェクト/トキシコゲ ノミクス・インフォマティクスプロジェクト)です。
また本アーカイブの公開にあたり、既に公開されている「Open TG-GATEs」においても、3つの簡易検索ページ上の「Open TG-GATEs 病理写真データベース」へのリンクの追加と、それに伴うメタデータの変更を行いました(データ本体には追加や変更はありません)。
「GenoBase ver.6」は大腸菌Escherichia coliのORF情報を中心に、遺伝子・クローン・PPI実験・文献等の関連データを収録したデータベース(奈良先端科学技術大学院大学 森浩禎教授)です。
「KNApSAcK Family」は生物種と代謝物の関係および薬用・食用植物の機能性に関するデータベース(奈良先端科学技術大学院大学 金谷重彦教授)です。
「Open TG-GATEs」は多数の化合物をラット個体およびラット・ヒト肝細胞へ曝露した際の遺伝子発現と毒性のデータベースです。今回の更新では、トキシコゲノミクス・インフォマティクスプロジェクト(TGP2)において取得された39化合物,約3000件のデータを追加するとともに、これまでアーカイブに含まれていなかった各種毒性情報(in vitro試験における細胞生存率やin vivo試験における肝臓・腎臓での病理所見・臓器重量・血液・体重・摂餌などの情報)を追加しました。
「Mouse B6N BAC Clone Database」はマウス (C57BL/6N系統)のBACライブラリーを構成するクローンの末端配列情報のデータベース(理化学研究所 吉木淳室長)です。今回の更新では平成22年度に取得した末端配列情報 (DDBJに登録されたGA000001 - GA131507の131,507エントリー)を追加しました。
「FANTOM web resource」はCAGE法を使って得られたゲノムワイドな転写開始点等のデータベース (理化学研究所 林崎良英領域長)です。