目次
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まえがき/謝辞
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エグゼクティブサマリー
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第1章 アレルギー疾患序論
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I. 序論
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II. 免疫応答細胞
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A. B リンパ球
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B. T リンパ球
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C. 肥満細胞と好塩基球
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III. 組織損傷の免疫学的機構
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A. ?型(既時型過敏反応)
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B. ?型(抗体依存性細胞毒型過敏反応)
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C. ?型(免疫複合体介存性過敏反応)
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D. ?型(遅延型過敏症)
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IV. 既時型過敏反応
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A. 抗体
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B. IgEレセプター
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C. ヒトにおけるIgE合成の制御
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D. 抗原
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E. 肥満細胞活性化とメディエーター遊離
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V. 臨床症状
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A. 呼吸器症状
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B. 皮膚症状
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C. 消化器症状
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D. アナフィラキシー
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VI. 診断のアプローチ
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A. 病歴
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B. 診断テスト
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VII. 治療方法の原則
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A. アレルゲン回避
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B. 薬物療法
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C. 免疫療法
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VIII. まとめ
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第2章 食物に対するアレルギー反応
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I. 序論
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II. 食物拒絶反応の罹患率
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III. 食物アレルギーの自然史
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IV. 食物アレルゲンの暴露
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V. 食物アレルギーの臨床症状
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A. アナフィラキシー
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B. 口腔アレルギー症候群
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C. 食物依存性運動誘発アナフィラキシー
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D. アトピー性皮膚炎
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E. 消化器反応
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F. 呼吸器反応
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VI. グルテン過敏性腸疾患
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VII. 職業的に獲取された食物アレルギー
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VIII. 食物不耐症
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IX. 食品添加物に対する拒絶反応
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A. 皮膚/アナフィラキシー反応
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B. 喘息
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X. その他の食事要因に影響される臨床反応
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A. 乳児仙痛
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B. 行動変化
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C. 片頭痛
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XI. 論議を呼ぶ概念
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A. 偽性食物アレルギー
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XII. 食物アレルギーの診断
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A. 病歴
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B. 皮膚テストおよび in vitro アッセイ
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XIII. 日記、食事、および食物負荷試験
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XIV. 食物アレルギーの管理
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A. 証明された食物アレルギー
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B. 低アレルギー性乳児用調合乳
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C. 食物アレルギーの予防
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XV. 薬物およびアレルゲン免疫療法の役割
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第3章 植物タンパク質の生物学
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I. 序論
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II. 植物タンパク質:産出の生物学
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III. 植物タンパク質の役割
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IV. タンパク質合成
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V. タンパク質の変異
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VI. 植物生産物による食事に持ち込まれるタンパク質
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VII. ストレス応答タンパク質
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VIII. 結論
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第4章 食物中タンパク質の遺伝子改変
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I. 序論
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II. 初期の品種改良
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III. 品種改良とバイオテクノロジーの比較
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IV. 植物の形質転換
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V. 植物の形質転換と作物改良
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VI. 遺伝子クローニング
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VII. 遺伝子抑制技術
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VIII. 除草剤耐性
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IX. 疾病抵抗性
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X. 疾病および害虫抵抗性の新規機序
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A. ウイルス抵抗性
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B. 真菌性疾病抵抗性
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C. 虫害抵抗性
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XI. 品質特性:タンパク質含量の増強および改変タンパク質の発現
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A. トウモロコシおよびダイズ
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B. コメ タンパク質
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C. コムギ胚乳タンパク質
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D. 改変した油およびデンプン
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XII. 偶然による遺伝子変化
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XIII. まとめ
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第5章 アレルゲン性食物
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第6章 食物アレルゲンの原則と特徴
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I. 序論
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A. 食物アレルゲン研究の難しさ
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B. 食物アレルゲンの特殊な負荷試験
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C. 食品の複雑性
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II. 食物アレルゲンの性質
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A. 一般的なアレルゲン性食物タンパク質の特徴
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B. アレルゲン性食物タンパク質の生化学的および免疫化学的な特徴
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C. 栽培学的な考慮
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D. アレルゲン性タンパク質の物理的および化学的特徴
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1. 耐熱性
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2. 消化、タンパク質分解、加水分解に対する抵抗性
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3. 溶解性
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4. 耐酸性
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5. アレルゲン性に関わるアミノ酸化学修飾の影響
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III. 食物アレルゲンに対する加工の影響
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A. 加熱処理
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B. 酵素によるタンパク質分解
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C. 油の抽出
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D. その他の加工
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E. 食品の低アレルゲン化処理へのアプローチ
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IV. 用量反応関係
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A. 感受性
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B. 重症度は用量の関数
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C. 極微量曝露の源および発見
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V. 食物アレルゲンの試験および食物タンパク質のアレルゲン性
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A. In vitro試験
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1. 免疫測定および抑制免疫測定
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2. 二次元免疫電気泳動および放射免疫電気泳動
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3. SDS-PAGEおよびイムノブロット
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B. In vivo試験
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1. 皮膚テスト
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2. 負荷試験
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VI. 遺伝子組換え食品のアレルゲン性評価における試験方法の活用
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A. In vitro試験
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1. 免疫測定および抑制免疫測定
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2. SDS-PAGEおよびイムノブロット
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B. In vivo試験
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1. 皮膚テスト
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2. 負荷試験
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C. 動物モデル
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VII. まとめ
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第7章 食物アレルゲン
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I. 序論
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A. アレルゲン命名法
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II. 一般的な動物由来のアレルゲン性食物
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A. 牛乳
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1. 主要アレルゲン
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2. 非主要アレルゲン
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3. 構造−エピトープ
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4. 用量反応性
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B. 卵
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1. 主要アレルゲン
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2. 非主要アレルゲン
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3. 構造−エピトープ
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C. 魚
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1. 主要アレルゲン
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2. 非主要アレルゲン
-
3. 構造−エピトープ
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D. 甲殻類
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1. エビ:主要アレルゲン
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2. エビ:非主要アレルゲン
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3. カニ
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4. ロブスター
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5. ザリガニ
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III. 一般的な植物由来のアレルゲン性食物
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A. ピーナッツ
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1. ピーナッツのアレルゲン
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2. 構造−エピトープ
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3. 用量反応性
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B. ダイズ
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1. ダイズアレルゲン
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2. 構造−エピトープ
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3. 用量反応性
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C. ナッツ類
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1. アーモンド
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2. ブラジルナッツ
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3. ヘーゼルナッツ
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4. ピスタチオ
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D. コムギ
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IV. 発症頻度の少ない動物由来のアレルゲン性食物
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A. 軟体動物
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1. カキ(二枚貝)
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2. イカ(頭足綱)
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3. カサガイ/アワビ(腹足綱)
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4. カタツムリ(腹足綱)
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V. 発症頻度の少ない植物由来のアレルゲン性食物
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A. ソバ
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B. ハウチワマメ(ハウチワマメの種子)
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C. エンドウ
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D. オオバコ種子
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E. コメ
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F. リンゴ
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G. キャベツ
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H. セロリ
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I. チョコレート
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J. メロン
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K. パパイン
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L. モモ
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M. ジャガイモ
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N. トマト
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O. 種々の食物アレルゲン
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1. 綿実
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2. ゴマ実
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3. ポピー実
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4. スパイス
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5. マスタード
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VI. 吸入性アレルゲンとしての食物
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VII. 交叉反応
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A. 牛乳
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B. 魚類
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C. 甲殻類および軟体動物
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1. 甲殻類
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2. 軟体動物
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3. 海産食物/昆虫の交叉反応
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D. マメ類
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E. 穀類
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F. 木の実、野菜、果物、花粉アレルギー
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1. Bet v 1
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2. プロフィリン(Bet v 2)
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3. 交叉反応を示す糖鎖部位
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G. ラテックスと食物間の交叉反応
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VIII. 遺伝子組換えアレルゲンおよび食品技術に対する関係
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A. 序論:遺伝子組換えアレルゲンの利点と欠点
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B. 遺伝子組換えアレルゲンの必要条件
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C. 分子的にクローニングされたアレルゲン
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第8章 遺伝子組換え作物より作られた食品のアレルギー性に関する評価
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I. 序論
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II. 導入遺伝子の素材
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III. 既知アレルゲン蛋白質とのアミノ酸配列の類似性
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IV. 一般的なアレルギー食品由来の遺伝子を有する食品
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V. 一般的でないアレルギー食品またはアレルゲンを持つことが知られるその他の素材に由来する遺伝子を導入された食品
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A. 易消化性
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B. 加工処理に対する安定性
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VI. アレルギーの症例が知られていない素材から遺伝子を導入した食品
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VII. その他の検討事項
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A. 導入蛋白質が食品中に占める割合
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B. 宿主
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C. 動物を用いたモデル系
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VIII. 国内および国際的なコンセンサス
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IX. 今後の展望
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X. 将来的な研究の課題
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XI. まとめ
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用語