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データベース名称 DOI データベース分類 生物種 説明 データベースの特長・有用性・活用方法 運用場所 利用許諾
KEGG MEDICUS 10.18908/lsdba.nbdc01185-000.V006
ヒト遺伝子/疾患
その他の分子生物学データベース-薬剤、ドラッグデザイン
Homo sapiens (9606)

KEGG MEDICUS は疾患・医薬品・環境物質など社会的ニーズの高いデータを、ゲノム情報を基盤とした生体システム情報として統合したリソースです。

日本と米国の医薬品添付文書が KEGG DRUG や KEGG DISEASE と統合されており、研究者コミュニティはゲノム関連研究の成果を医療や創薬で活用するために、医療従事者や一般の人々は添付文書を入口として病気や薬に対する科学的知識を得ることができます。(アーカイブ版では医薬品添付文書情報は含まれません。)

京都大学化学研究所金久研究室

CC 表示-継承
RefEx
(Reference Expression Dataset)
マイクロアレイデータ、その他の発現データのデータベース
Homo sapiens (9606)
Mus musculus (10090)
Rattus norvegicus (10116)

DNAマイクロアレイの開発によりゲノム規模での遺伝子の発現量の測定が可能となって以来、遺伝子発現データはさまざまな研究グループにより異なる測定手法を用いて産生され、公共データベースに蓄積しつづけています。これらのデータは、仮説の構築、研究計画の立案、実験データの解釈など、さまざまな状況において幅広い分野の研究者に利用される汎用的なデータですが、その膨大さや多様さのため、それらを自らの研究に利用することは困難な場合があります。
RefEx (Reference Expression dataset) は、遺伝子発現解析の基準となる正常な組織や細胞などの大規模測定データを集め、並列に比較できるよう整理し、それらを快適に閲覧できるウェブツールです。

・正常組織・細胞等の遺伝子発現データを ひと目で
複数の遺伝子発現計測手法によって得られた哺乳類の正常組織、細胞等における遺伝子発現データを収集し並列に表現することによって、各組織における遺伝子発現状況を計測手法間の差異とともに直感的に比較できることが特長です。RefExを利用することで、研究者は研究対象とする遺伝子が平常時にどの組織、細胞でどの程度発現しているのかについて、自ら実験をすることなく確認することができます。また、研究者がしばしば遭遇する馴染みのない遺伝子について、一般的には個別の研究論文における実験データや記述などからそれらの生物学的特徴を類推したりしますが、RefExでは実験デザインに左右されない大規模かつ網羅的な測定データから研究者自身の目でそれらを簡単に確認することができます。さらに、研究者の用意した複数の遺伝子IDについて一括で検索できる機能を備えているほか、リスト機能を用いて遺伝子の詳細データを並列に比較することができるため、遺伝子発現解析などで見出された遺伝子群の関係性を知るためのツールとしても有用です。
・調べたい遺伝子を より探しやすく より分かりやすく
もっとも基本的なキーワード·遺伝子名検索では文字を入力する度に検索語の候補が提示されるので、それらから選択することで容易にキーワード入力を行うことができます。また、 「転写因子」や「Gタンパク質共役受容体」、「2番染色体」などのように、ある分類に属する遺伝子群についてまとめて検索·比較できるよう整理されています。さらに、さまざまな実験における比較対照などに用いられる『組織特異的遺伝子』を測定データから独自に算出し、組織ごとに一覧することができます。Advanced searchでは、複雑な検索条件を一度に指定することが可能であり、あらかじめID情報などが手元にある場合には、目的とするデータに簡単に行き着くことができます。
・直感的な可視化で 新たな知識発見・仮説構築を
検索結果一覧および個別の遺伝子の詳細情報ページでは、 組織間の比較と測定手法間(EST、GeneChip、CAGE、RNA-seq)の比較を両立させた相対発現量が棒グラフで示されるとともに人体の3DモデルであるBodyParts3D/Anatomographyに発現量を反映させたヒートマップが表示されます。またリスト機能を使えば、検索結果の個別の遺伝子について一時的に保存しておくことができます。リストに追加した遺伝子は、最大でその3つについて、40分類の組織·臓器における発現データを比較しながら、遺伝子に付与された機能に関する注釈情報(Gene Ontology他) を見比べることができます。これらの機能は、新たな知識発見あるいは仮説の構築をサポートします。詳細情報ページに記載された種々のIDには、それぞれRefExの内部リンクやオリジナルのデータベースサイトへの外部リンクが貼られており、同じ分類に属する遺伝子を再検索したり、RefEx自体を遺伝子検索の起点とすることもできます。
・再利用可能で有用なパブリックデータの活用例
RefExが提供するすべてのデータは、クリエイティブ·コモンズライセンスのもとで、オープンデータとして自由にダウンロードおよび再利用することができます。検索結果一覧や詳細情報ページのデータはいずれもダウンロードすることが可能で、研究者自身のデータと参照することも、それらを使った再解析も自由に行うことができます。 また、外部の研究データレポジトリ「figshare」にも全てのデータがDOI付きで公開されています(https://doi.org/10.6084/m9.figshare.c.3812815)。さらに、ソフトウェア開発プロジェクトのための共有ウェブサービス「GitHub」上にも、公開データの再解析に用いたプログラムやドキュメントを整理しており、RefExで提供する再解析データについてある一定の評価品質および再現性を担保しています(https://github.com/dbcls/RefEx)。RefExは生命科学データの共有および再利用の活用例のひとつであり、データ駆動型研究のためのデータセット、ウェブツールとしてだれでも自由に使うことができます。

ライフサイエンス統合データベースセンター

CC 表示
核酸医薬品データベース 10.18908/lsdba.nbdc02343-000.V003
核酸医薬品

バイオ医薬品として知られる核酸医薬品に着眼し、承認薬や臨床試験における第I相試験(フェーズ I)から第III相試験(フェーズ III)の3段階の治験段階の情報を表示し、データベースとしてまとめた。

核酸医薬品に関する臨床情報を製薬会社や臨床情報サイト(https://clinicaltrials.gov/, https://www.clinicaltrialsregister.eu/)より取得し、今後の実用化が検討されている核酸医薬品の情報提供(ターゲット疾患や関連タンパク質情報など)を行っている。

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jPOSTリポジトリ 10.18908/lsdba.nbdc01594-000.V002
プロテオミクス関連

jPOST(Japan ProteOme STandard Repository/Database)は、ユーザによる質量分析の生データ、ピークリスト、解析データを登録するためのリポジトリです。ProtemoeXchange (PX) Consortiumに加盟しており、登録ユーザが論文投稿する際に必要となるPX IDを発行することもできます。

jPOSTチーム

CC0
SPD
(Soybean Proteome Database)
10.18908/lsdba.nbdc00238-000
プロテオミクス関連
植物データベース-その他の植物
Arabidopsis thaliana (3702)
Glycine max (3847)

Soybean Proteome Databaseは、ゲル使用および不使用のプロテオミクス技術により得られたデータを収録しています。
当データベースの目的は、機能解析のためのプロテオミクス情報を提供することにあります。データの多くはダイズからのものですが、これはダイズが植物油脂とタンパク質を提供する重要な作物でありながら、一方で非生物的ストレスに対して非常に敏感であるためです。
当データベースは元々ポリアクリルアミドゲルを用いた2次元電気泳動によって抽出されたタンパク質のデータ(2D-PAGE、ゲル由来タンパク質データベース)から構成されていました。2015年には、質量分析装置を使って取得したゲル不使用のタンパク質データ(ゲルなしタンパク質データベース)が追加されました。
当データベースは、さらに複数のオミックスデータを統合しています。データベース全体として複数のオミックスの手法で統合されていますので、浸水ストレス下にあるタンパク質を時間の経過によって同定することができます。

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データベース名称 DOI データベース分類 生物種 説明 データベースの特長・有用性・活用方法 運用場所 利用許諾