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データベース名称 DOI データベース分類 生物種 説明 データベースの特長・有用性・活用方法 運用場所 利用許諾
ChIP-Atlas 10.18908/lsdba.nbdc01558-000.V020
塩基配列データベース-転写調節部位、転写因子
ゲノミクスデータベース(脊椎動物以外)-ゲノムアノテーション用語、オントロジー、命名法
ヒト/その他の脊椎動物ゲノム-ヒトゲノムデータベース/マップ/ビューワ
Homo sapiens (9606)
Mus musculus (10090)
Drosophila melanogaster (7227)
Caenorhabditis elegans (6239)
Saccharomyces cerevisiae (4932)
Rattus norvegicus (10116)

ChIP-Atlas は Sequence Read Archive で公開されている既報のChIP-Seqデータを再解析することによって様々な解析結果を提供し、またユーザデータの解析を可能にするデータベースおよびそのウェブインターフェースである。データ登録者によって記述されたメタデータを再整理することによって、データを組み合わせた様々な結果を提供している。詳しくは https://github.com/inutano/chip-atlas/wiki を参照のこと。

ChIP-Atlas を利用することにより、既報の ChIP-Seq データのピーク情報をゲノムブラウザで閲覧したり、転写因子が制御している遺伝子を調べたり、共局在因子を調べたり、ユーザデータを入力としたエンリッチメント解析を行うことができる。

京都大学大学院 医学研究科 創薬医学講座

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Metabolonote 10.18908/lsdba.nbdc01324-000
実験手法

メタボロミクス研究で取得された実験データに対する詳細な実験手法の情報(メタデータ)を専門に管理するデータベースです。メタデータの記録を極力簡単にすることで、メタボロミクスデータの公開と利用を促進することを目的に開発されました。
※アーカイブに収録したデータは、2016/5/18にオリジナルサイトからダウンロードしたデータです。

【コンセプト的な特徴】 実験データを管理する他の複数のデータベース間でメタデータを共有できるため、メタボロミクス実験の複雑なメタデータをユーザーが一元管理できる。サンプルの画像や実験方法の動画、関連データへのハイパーリンクなどを、登録者が自由に掲載可能なため、公開データに付加価値を付け、研究成果をアピールすることができる。論文のサプリメントとして参照することも可能。登録ユーザーの利便性を向上することで、メタボロミクスデータの公開を加速する。
 
【システム的な特徴】 Wikiシステムなので記入がしやすい。階層的なメタデータ構造を管理できる。一意のID(URI)でどの階層のメタデータにもアクセスできる。外部システムからデータにアクセスしたり意味的検索をしたいるするためのAPIが提供されている。
 
 

かずさDNA研究所

〒292-0818

千葉県木更津市かずさ鎌足2-6-7

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MassBank 10.18908/lsdba.nbdc00298-000
質量分析(マススペクトル)データベース

MassBank は、研究者がマススペクトルを共有することを目的とした、世界で最初の public database です。
これらのマススペクトルは、メタボローム解析をはじめとする生物科学研究や環境物質の化学分析をおこなう環境科学研究において、質量分析で検出した化合物の同定や推定に利用することができます。
また、2008年に 日本質量分析学会 の公式マススペクトルデータベースとして認められました。
マススペクトルデータの提供機関は、以下の通りです。


  • アテネ大学

  • ボイシ州立大学

  • 中部大学

  • スイス連邦水質科学研究所

  • チュービンゲン大学

  • 東大院工

  • 福山大学生物化学研

  • ジーエルサイエンス

  • ライプニッツ植物化学研究所

  • 日本電子株式会社

  • かずさDNA研究所

  • 慶應大先端生命研

  • 京大院薬・生産開発研

  • MetaboLights

  • メタボロン社

  • マックスプランク化学生態学研究所

  • 日本質量分析学会

  • 奈良先端大情報科学研究科

  • 日大文理

  • 大阪府立母子保健総合医療センター研究所

  • 大阪大学

  • オズワルド・クルーズ財団

  • PFOS研究グループ

  • 理研植物科学研究センター

  • 鳥取大農

  • ヘルムホルツ協会環境研究所

  • コネチカット大学

  • 富山大和漢薬研

  • 産業医科大学

  • プリバダ・アンテノル・オレゴ大学

  • ワシントン州立大学

特徴1:分散型データベース
特徴2:基礎代謝、植物二次代謝標準物質の高精度精密質量スペクトル
特徴3:精密質量に基づくマススペクトル検索エンジン、ブラウザ
特徴4:統合スペクトルによる検索
特徴5:生物科学や環境科学における基礎研究だけでなく創薬、新薬開発、医用質量分析などの応用研究にとって必須の質量分析データベースとして世界標準として認められている。

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SAHG
(Structure Atlas of Human Genome)
10.18908/lsdba.nbdc01193-000
タンパク質配列データベース-タンパク質属性
構造データベース-タンパク質構造
ヒト/その他の脊椎動物ゲノム-ヒトORF
Homo sapiens (9606)

ヒトゲノム由来の全タンパク質配列約24,900個に、配列から立体構造を予測し分子機能を類推する「構造・機能アノテーションシステム」を適用して、42,577個の構造モデルを予測し、結果をデータベースにまとめた。

SAHGのタンパク質立体構造モデルは、高等生物由来のタンパク質に適した高精度の立体構造予測手法で生成された。またタンパク質の立体構造変化をモーフィングにより動画表示し、相互作用部位予測やリガンド結合予測結果と併せて表示することで、構造・運動・機能の実現を分りやすく可視化している。併せて、リガンド結合、複合体構造、膜貫通領域、酵素活性部位、天然変性領域等の予測情報も、視覚的に表示した。

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eDDASs
(eDNA Database for Agricultural Soils)
10.18908/lsdba.nbdc01572-000.V003
その他の分子生物学データベース
Fungi (4751)
Bacteria (2)
Nematoda (6231)

eDDASs(イーダス)は,eDNA Database for Agricultural Soilsの略称です。全国各地の農耕地で収集された土壌物理・化学性、作物栽培様式、 およびその畑土壌由来のeDNA(environmental DNA)解析情報を収納した「国内初の農耕地eDNAバンク」であり、 独立行政法人農業環境技術研究所で運営されています。高品質な作物生産を行う上で、安定した地力の確保、連作障害等の病害の克服が重要であ り、それを実現するためには、 土壌の物理性、化学性、生物性を適切に把握する必要があります。物理性、化学性については、これまで多くの知見が得られ、 土壌診断の項目にも取り入れられていますが、生物性の評価法は確立されていません。 土壌病害の発生や有機質肥料からの養分供給には微生物が関与しており、土壌診断には、生物性の評価が不可欠です。 eDDASsは,近年著しく発展しているDNA解析技術を用いて、土壌中に生息する膨大な微生物の一端を解析し、 その情報を解析者のみならず、土壌微生物研究等に関わる多くの方々に提供することを目的としています。 eDDASsの大きな特徴は、「細菌」・「糸状菌」・「線虫」を同時に比較できることです。 このように微生物を網羅したデータベースは国内では初めてです。

eDDASsの特徴は、各地で収集された農耕地eDNA情報を相互に比較できる点にあります。 eDDASsでは、近年広く世界中で普及しているDGGE(濃度勾配変性ゲル電気泳動)法というDNA解析手法を用いて、 全国各地の農耕地からeDNAを取り出しその中の生物の多様性を解析した結果を提供します。 しかし、DGGE解析にも問題点はあります。 それは、(1)用いるプライマーが異なると得られる結果が異なること、 (2)ゲルが異なると同一DNAサンプルを用いた場合でもDNAパターンが異なることです。 この問題を克服するために、(1)では同一のプライマーを用いる、 (2)では全てのゲルに同一マーカー(マーカーDNA)を付けることによって、 データを相互に比較できるようにしました(標準化)。 eDDASsで用いる標準法は、「土壌eDNA解析マニュアル(細菌・糸状菌相・線虫相)」にまとめられています。

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データベース名称 DOI データベース分類 生物種 説明 データベースの特長・有用性・活用方法 運用場所 利用許諾