- あのデータベースが、丸ごとダウンロード可能に!-

生命科学系データベースアーカイブ

利用許諾

各データベースには、それぞれに利用許諾が設定されています。 バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)では、下記の目的・方針の下、生命科学系データベースアーカイブを提供します。

利用許諾の設定に関して

利用許諾設定の背景・目的

現在の、国内ライフサイエンスデータベースでは、ダウンロード可能なデータが少なく、 また著作権や利用条件の記載が非常に少ないため、利用者がデータベースを安心して自由に利用しにくい状況にあります。 一方、NCBIやEBIの分子データは、オリジナルデータの保有者が特許や著作権を主張する場合は例外ですが、基本的に自由に利用できます。NBDC は、このような現状を踏まえ、下記の目的でNBDCの生命科学系データベースアーカイブで提供する各データベースに対して、 利用許諾を設定します。

  • データベース作成者に、安心して、かつ手間をかけずにダウンロード可能な形でデータを公開してもらうこと。
  • データベース利用者が、安心してデータをダウンロードして活用できること、またそのことによって、データベースがより広く用いられるようになるこ と。

利用許諾の方針

  • クリエイティブ・コモンズライセンスを利用した「標準利用許諾」をベースとして採用します。
  • 適切な利用許諾によって、データベース作成者と利用者の双方にとって、安心してデータの提供と活用をできるようにします。

NBDC標準利用許諾

NBDCの定める標準利用許諾は、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンの 提供する クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 4.0 国際 パブリック・ライセンスに準拠しています。

利用者に許可されていること

標準利用許諾においては、データベースの利用者は以下の行為が許可されます。

  • データベースの複製及び再配布
  • データベースの改変
  • データベースをダウンロードすることなく検索または閲覧する行為(著作物をダウンロードせずに単に閲覧するだけの行為は、著作権法の規制がされて いません)。

※標準利用許諾の用語の定義については、 「pdficon_smallデータベース利用許諾用語定義解説」をご参照ください

利用者が守るべき条件

標準利用許諾においては、データベースの利用者は以下の条件を守らねばなりません。

  • データベース(またはそれを改変したデータベース)を配布、あるいは閲覧可能にする場合には、データベースの権利者(団体)の氏名、データベース名、指定URLなど、データベースに関する情報を表示する こと。(「表示」)
  • 改変したデータベースを配布、あるいは閲覧可能にする場合には、オリジナルのデータベースの利用許諾と同様の利用許諾を、改変したデータベースにも適用すること。(「継承」)

※標準利用許諾の用語の定義については、 「pdficon_smallデータベース利用許諾用語定義解説」をご参照ください

データベースの営利利用及び改変について

クリエイティブ・コモンズ・ジャパンには、上記の「表示」・「継承」の他にも「非営利」・「改変禁止」という2つの要素条件が用意されています。 しかしながら、NBDCでは標準利用許諾を定めるにあたり、「非営利」・「改変禁止」を採用せず、データベースの営利利用と改変を可能にしました。NBDC では、これにより寄託者の努力が、科学の発展に大きなインパクトを与え得ると考えています。

※標準利用許諾の背景、制定理由については、 「pdficon_small生命科学系データベースアーカイブ作成ガイドライン」をご参照ください。

利用許諾テンプレート

以下は、利用許諾を簡単に作成するためのテンプレートです。

利用許諾テンプレート