データベース全般 | ||||||||||
eDDASs | ||||||||||
イーダス | ||||||||||
eDNA Database for Agricultural Soils | ||||||||||
10.18908/lsdba.nbdc01572-000.V003 | ||||||||||
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〒305-8666 つくば市観音台2-1-18 | ||||||||||
その他の分子生物学データベース | ||||||||||
eDDASs(イーダス)は,eDNA Database for Agricultural Soilsの略称です。全国各地の農耕地で収集された土壌物理・化学性、作物栽培様式、 およびその畑土壌由来のeDNA(environmental DNA)解析情報を収納した「国内初の農耕地eDNAバンク」であり、 独立行政法人農業環境技術研究所で運営されています。高品質な作物生産を行う上で、安定した地力の確保、連作障害等の病害の克服が重要であ り、それを実現するためには、 土壌の物理性、化学性、生物性を適切に把握する必要があります。物理性、化学性については、これまで多くの知見が得られ、 土壌診断の項目にも取り入れられていますが、生物性の評価法は確立されていません。 土壌病害の発生や有機質肥料からの養分供給には微生物が関与しており、土壌診断には、生物性の評価が不可欠です。 eDDASsは,近年著しく発展しているDNA解析技術を用いて、土壌中に生息する膨大な微生物の一端を解析し、 その情報を解析者のみならず、土壌微生物研究等に関わる多くの方々に提供することを目的としています。 eDDASsの大きな特徴は、「細菌」・「糸状菌」・「線虫」を同時に比較できることです。 このように微生物を網羅したデータベースは国内では初めてです。 | ||||||||||
eDDASsの特徴は、各地で収集された農耕地eDNA情報を相互に比較できる点にあります。 eDDASsでは、近年広く世界中で普及しているDGGE(濃度勾配変性ゲル電気泳動)法というDNA解析手法を用いて、 全国各地の農耕地からeDNAを取り出しその中の生物の多様性を解析した結果を提供します。 しかし、DGGE解析にも問題点はあります。 それは、(1)用いるプライマーが異なると得られる結果が異なること、 (2)ゲルが異なると同一DNAサンプルを用いた場合でもDNAパターンが異なることです。 この問題を克服するために、(1)では同一のプライマーを用いる、 (2)では全てのゲルに同一マーカー(マーカーDNA)を付けることによって、 データを相互に比較できるようにしました(標準化)。 eDDASsで用いる標準法は、「土壌eDNA解析マニュアル(細菌・糸状菌相・線虫相)」にまとめられています。 | ||||||||||
CC 表示-継承 詳細 | ||||||||||
データベースのオリジナルサイト情報 | ||||||||||
http://www.naro.affrc.go.jp/archive/niaes/project/edna/edna_jp/index.html | ||||||||||
2011年03月31日 | ||||||||||
2013年02月20日 | ||||||||||
http://www.naro.affrc.go.jp/ | ||||||||||
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有り | ||||||||||
有り | ||||||||||
無し | ||||||||||
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有り |