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添付資料 B

一般的な科学的考察

 次の節は、組換え体の利用において起るかもしれない危険性を考察する時に、問題となり得る基本的な科学的検討事項の列挙を試みたものである。現在得られる知識をもとにできるだけ広く網羅するように努めたが、すべての項目があらゆる場合に適用されるとは限らない。したがって個々の計画提出に際しては、各問題点においてそれぞれの状況に適した特定の項目群だけについて、検討してよいと考えられる。検討事項の各項目について要求される詳細さも、提出される計画の内容に応じて変わることになろう。

A.

DNA供与体並びに受容体の特性

  1.

分類、同定、起源、培養

    a)

学名・呼称

    b)

DNA供与体と受容体の類縁性及び自然界で遺伝子の交換を行っていることを示す証拠

    c)

同定の根拠となる性質と同定に用いる方法

    d)

実験室及び(又は)環境において、当該生物種の存在及びその数を検出して監視する方法

    e)

起源

    f)

受容体の増殖周期(生活環)(有性/無性)

    g)

受容体の増殖、成長及び生存を制限する要因

  2.

DNA供与体及び受容体の遺伝特性

    a)

当該株を得るのに用いた遺伝的改変操作の歴史

    b)

受容体及びDNA供与体ゲノムの特性

    c)

受容体の当該遺伝子特性の安定性

  3.

DNA供与体及び受容体の病原性及び生理学的性質

    a)

病原性、毒性、感染性又は毒素産生性

    b)

宿主域

    c)

他の潜在的に重要な生理学的性質

    d)

これら性質の安定性

B.

組換え体の性質

  a)

組換え体を作成した方法の説明

  b)

挿入されたDNA断片の性質、機能及びその由来の記述。なおDNAやベクターの機能に影響を与える、調節要素及びその他の要素の記述を含む。

  c)

組換えDNA分子を作成する方法の記述

  d)

組換えDNA分子を受容体に導入する方法及び組換え体の選択方法の記述

  e)

最終的な組換え体の中に残るベクター及び(又は)供与体DNAの構造と大きさの記述

  f)

受容体のゲノムの改変部分の特性。挿入されたDNAの安定性

  g)

挿入されたベクター及び(又は)組換えDNA分子の伝達性

  h)

導入された遺伝物質の発現率と量。測定方法と感度

  i)

受容体の、外来蛋白質の活性に及ぼす影響

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