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補遺D. 機械的障壁の例の模式図



図D1 ソックフィルターによるトラップ。魚類の胚、幼生魚、小型魚を保有しているすべての孵化器あるいは飼育タンクからの排水は、このようなトラップを通過する。脱走生物は、0.3mmメッシュのネットにより全て捕獲される。下部のネットが詰まってしまった場合には、オーバーフローネットが排水をフィルターする。排水穴より排出された排水は、室内研究室の共通排出排水管に導かれる。共通排出排水管の障壁は、図D2に図示した。



図D2 連続して配置されたステンレススチール製の固定ワイヤスクリーン2つが、魚類に関する室内研究設備に設置された流動式実験ユニットからの共通排水に対する最終障壁として機能する。ステンレススチール固定ワイヤには1mmのギャップがある。全長が2cm未満の魚を保有しているすべての実験ユニットからの排水は、まずソックフィルターのトラップ(図D1)を通過しなければならない。全長が2cmかそれ以上の魚(頭部の直径が2mmに相当)を保持するユニットからの排水は、これらのスクリーンに直接送られる。実験検査は、このスクリーンが、このサイズまたはこれより大きいサイズの魚を明らかに保持することを示している。



図D3 野外魚類池用の地下排水溝の模式図。通常は静止水系として利用されるが、このような研究用池は、サンプル採集時には部分的に、あるいは実験の終了時には完全に水が落とされることがある。地下排水溝は、池で飼育された可能な限り最小サイズの魚を保持するようデザインされている。この排水溝から排出された水は、最終的には地表水に達する(共同州研究サービス1990aでの引用に沿って、共同州研究サービス1990から転用)。

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