図1 細胞競合の概念
(a)勝者細胞および敗者細胞とも,単独では生存および増殖が可能であり,細胞の排除も起こらない.
(b)勝者細胞と敗者細胞とが近接した条件においては,境界の付近において敗者細胞が排除される.
[Download] [hs_figure id=1&image=/wordpress/wp-content/uploads/2017/12/Igaki-6.e008-Fig.1.png&caption=fig1-caption-text]
図2 細胞競合による細胞の排除
(a)野生型の細胞は近接する敗者細胞を排除する.
(b)超競合者は近接する野生型の細胞を排除する.
[Download] [hs_figure id=2&image=/wordpress/wp-content/uploads/2017/12/Igaki-6.e008-Fig.2.png&caption=fig2-caption-text]
図3 Minute型の細胞競合における敗者細胞の排除のモデル
(a)Dpp捕捉モデル.敗者細胞がアポトーシスにより排除される.
(b)貪食モデル.勝者細胞が敗者細胞を貪食する.
[Download] [hs_figure id=3&image=/wordpress/wp-content/uploads/2017/12/Igaki-6.e008-Fig.3.png&caption=fig3-caption-text]
図4 Minute/Myc型の細胞競合における制御機構
(a)Flower-Azot制御モデル.
(b)自然免疫シグナル制御モデル.
[Download] [hs_figure id=4&image=/wordpress/wp-content/uploads/2017/12/Igaki-6.e008-Fig.4.png&caption=fig4-caption-text]
図5 がん抑制型の細胞競合における制御機構
(a)がん抑制型の細胞競合の制御モデルにおけるがん化の抑制.Pvrシグナルにより勝者細胞による敗者細胞の貪食がひき起こされる.Slit-Robo2シグナルにより敗者細胞が上皮層から物理的に排除される.Sas-Ptp10DシグナルによりEGF受容体が抑制されることによりJNKシグナルがアポトーシスおよび増殖の抑制をひき起こす.
(b)極性の崩壊した細胞において,JNKシグナルとEGF受容体シグナルの協調によりがん化が生じる.
[Download] [hs_figure id=5&image=/wordpress/wp-content/uploads/2017/12/Igaki-6.e008-Fig.5.png&caption=fig5-caption-text]