データ処理
スキャンして得られた画像は、以下のステップによりデータ処理される。
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◆ スポットの発光量の定量(数値化) |
ハイブリダイズしたターゲットの量を画像上のピクセル単位でデジタル化した値をスポットの領域ごとに積算し、スポットの発光量(→遺伝子の発現量)とする。 そのためのソフトウエアとして、
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◆ 定量化されたデータのプロセッシング |
Array Gauge(Fujifilm社)で定量を行った生データに対し、使用不可能データの除去、レシオの算出のための標準化を行う際に以下の方法を採用している(なぜ標準化をしなければならないのか?)。
1. Filtering(使用不可能データの除去)
1-2 PRIM filtering
2. Normalize(レシオの算出のための標準化)
2-2 LOWESS-normalization (LOcally WEighted Scatter plot Smoother)
3.Option
3-2 sector normalization RED(Rice Expression Database:イネ遺伝子発現データベース) に格納されているデータには PRIM -Median (sector) によるデータプロセッシングで得られたレシオを使用している。
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◆ 遺伝子発現解析(散乱分布、発現クラスタリング) |
スポットの発光量と対応すると考えられるそれぞれの遺伝子の発現量と生物学的意味の関連性を探る。当研究所では、つぎのソフトウェアを用いている。
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