環境及び農業に関する考察
次の節は、組換え体の利用において起るかもしれない、環境及び農業での予想される影響に関連する事項の列挙を試みたものである。現在得られる知識をもとに、できるだけ広く網羅するように努めたが、すべての項目があらゆる場合に適用されるとは限らない。したがって個々の計画提出に際して、個々の状況に適した特定の項目群だけについて検討してよいと考えられる。検討事項の各項目について要求される詳細さも、提出される計画の内容に応じて変ることになろう。
| A. | DNA供与体及び受容体に関する生態学的特色 |
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| a) | 棲息場所及び地理的分布。本来の棲息場所の気候条件 |
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| b) | 環境プロセスにおける効果的な役割 |
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| c) | 病原性−宿主域、感染性、毒素産生性、毒性及び媒介動物 |
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| d) | 環境における他の生物との相互作用と他の生物に対する影響 |
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| e) | 耐久型構造を作る能力(例えば種、胞子、菌核など) |
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| f) | 遺伝型変化と表現型変化の頻度 |
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| g) | DNA供与体の、生態学的性質に対する供与DNA分子の役割 |
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| h) | 供与DNAの受容体に及ぼすと予測される影響 |
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| B. | 組換え体の環境での利用 |
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| a) | 組換え体を利用する場所の地理的位置、人間及び(又は)他の重要な生物相との物理的及び生物学的近接性 |
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| b) | 組換え体を利用する場所の記述(規模、整備状況、気候、温度、相対湿度などを含む) |
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| c) | 封じ込めと汚染除去法 |
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| d) | 組換え体を利用する数量やその頻度を含めた、導入のプロトコール |
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| e) | 組換え体を利用する場所の、撹乱又は開墾方法 |
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| f) | 組換え体の利用状況の監視方法 |
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| g) | 緊急時の対策 |
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| h) | 組換え体の利用完了後の、利用場所の処理方法 |
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| C. | 組換え体の環境における生存、増殖、伝播 |
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| 1. | 検出、同定、監視方法 |
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| a) | 検出、同定、監視方法の記述 |
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| b) | 検出技術の特異性、感度及び信頼性 |
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| c) | 組換えDNA分子の他の生物への伝達を、検出する方法 |
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| 2. | 生存、増殖、伝播に影響する特性 |
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| a) | 生存、増殖、又は伝播に影響する生物学的特徴 |
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| b) | 模擬自然撹境(例えばミクロコズム、増殖室、温室、昆虫飼育場などにおける挙動) |
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| c) | 生存、増殖、伝播に影響すると考えられる既知及び予想される環境条件 |
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| D. | 組換え体の生態系との相互作用 |
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| 1. | 標的集団と非標的集団 |
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| a) | 組換え体の既知及び予想される棲息場所 |
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| b) | 標的生態系及び組換え体が伝播し得る生態系の記述 |
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| c) | 標的生物の同定と記述 |
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| d) | 組換え体と標的生物間の相互作用の予想される機構と結果 |
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| e) | 組換え体と接触する可能性のある非標的生物の同定と記述 |
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| 2. | 安定性 |
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| a) | 組換え体の遺伝的性質の安定性 |
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| b) | 組換えDNA分子の伝達性 |
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| c) | 組換え体放出後の予期しない、そして好ましくない形質発現につながる淘汰の可能性 |
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| d) | 遺伝的安定性を確保する方法がもしあれば、その方法 |
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| e) | 遺伝物質の拡散を防止又は最小にする遺伝的性質の記述 |
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| 3. | 伝播の径路 |
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| a) | 物理的又は生物学的伝播の径路 |
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| b) | 既知の又は予想される相互作用の様式(吸入、摂取、表面接触、穿孔及び注入を含む) |
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| E. | 環境に対する潜在的インパクト |
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| 1. | 標的生物と非標的生物に及ぼす潜在的な影響 |
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| a) | 病原性、伝染性、毒素産生性、毒性、病原体の媒介動物、アレルゲン性、定着性 |
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| b) | 環境内の他の生物に及ぼす既知又は予想される影響 |
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| c) | 組換え体放出後の生物学的相互作用又は宿主域の変化の可能性 |
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| 2. | 生態系に対する影響 |
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| a) | 生物地球化学プロセスにおける既知の又は予想される関与 |
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| b) | 個体群の過度な増加の可能性 |
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